僕の履歴書【第3章】
- HIROTO SUZUKI

- 2020年12月4日
- 読了時間: 2分
こんにちは!!
Beautiful Body Art Gymトレーナーの鈴木です!!
本日のブログは「僕の履歴書【第3章】」です!!

さてさて、そうして無事消防学校を卒業し
消防士として現場配属を果たしたのですが、
やっぱり、学校は所詮学校!!
現場の方が当然辛い!!
様々な経験を積みました。
そんな中で僕はととある経験をします。
ある晩、火災指令が鳴り響きました。
現場に到着すると、その家は耐火構造という作りの一軒家。
耐火構造は、部屋から部屋へと炎が燃え移りにくい構造の作り。
その火災も、リビングのみが燃えているという特殊な火災でした。
炎は広がらないものの、煙は家中に充満しています。
僕は空気呼吸器を装着し建物内にホースを持って侵入!!
燃えている部屋に放水し、なんとか消火に成功!!
無事建物内から脱出し一息つくと
その家の住人が声をかけてきました。
「家の犬が見当たらないんです!!見てきてください!!」
ワンちゃんも飼い主さんからしたら大切な家族。
僕らは再度空気呼吸器を装着し建物内に侵入!!
2階を捜索していると、悲しいことに
息絶えたワンちゃんが・・・
悲しい思いを押し殺し、ワンちゃんを毛布に包み建物から救出。
「残念ですが・・・」
そうお伝えし、飼い主さんに僕からワンちゃんを引き渡しまいた。
飼い主さんはショックからか、何も言わずワンちゃんを受け取りました。
無事任務を終え消防署に帰署。
片づけをすまし、一息ついていると僕当てに一本の電話が。
先ほどの火災のお宅の住人からでした。
僕は、お礼を言われるものだとばかり思って電話に出ました。
すると・・・
「犬を物のように汚い毛布に包んで渡されて不愉快です!!」
「私はあなたを許しません!!」
僕は言葉を失いました。。
決して物のように扱っていません!!
普通、犬でも人間でも亡くなってしまっていたら
プライベート保護の観点から
毛布やブルーシートで包んで周りから見えないようにします。
しかし、僕は少なからず危険な思いをし建物内に侵入し
残念な気持ちでワンちゃんを買い主さんに引き渡しました。
にも関わらず、感謝の言葉どころか
まさかのクレーム!!(笑)
世の中にはいろいろな人がいます。
10年間の消防士生活でいろいろな事を学びました。
今ではそれも良い経験であり、社会で生きていくうえで
とても役に立っていると思っています。
その後僕はパーソナルトレーナーになるために
消防士を退職する決意をし
パーソナルトレーナーという新たな舞台にチャレンジすることになりました!!
【第4章】へ続く・・・





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